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鳴瀬川 純米酒1.8L N-23

2,640円(内税)

購入数
☆日本酒チャンピョンズカップ2006純米酒・吟醸酒部門:デリシャス賞(第二位相当)獲得
チャンピョンズカップはいわゆる「カップ酒」を対象に専門家の目隠し審査で選ばれるマニアックな審査会であったが、「カップ酒」だけに、肩ひじの張った吟醸酒より比較的純米酒程度の大衆酒が多く出品されたようである。おそらく審査員も近所の角打ちに寄り道した感覚だったかもしれない。そんな審査会での受賞は、かつて当店でもにぎわった仕事帰りのオヤジ達が集う角打ちの風景を思い出させる。地元では「もっきり」と言っていたが、幼い私はもっぱら一升瓶をコップに傾け、漏れる寸前までしっかりそそげ〜という客のプレッシャーとこぼしたら親父に叱られる恐怖感に打ち勝ちながら中学に上がる頃にはその道のプロと化していた。思い出せば臭いまで蘇る何百本とそそいだ、その酒が「鳴瀬川」である。
蔵元中勇では創業以来「秋の夜」「桐政宗」と「鳴瀬川」と言う銘柄を世に出し、大戦禍休業を余儀なくされたが、昭和32年の酒造り再開に際し選んだのが、町を流れる一級河川鳴瀬川にちなんだその名であった。時は吟醸酒「夢幻」の誕生前夜よりさらに10年以上前の事である。時は戦後復興の只中酒は味より量が求められ、いつしか糖類や大量のアルコール添加が主流となり、オヤジ達の憩いの一滴となったわけだが、この鳴瀬川純米酒は、そんな旧一級酒旧二級酒より、ちょっとだけ贅沢した、マジリッけ無しの日本酒本来の味を再現してる様な味わいに違いない。若干の甘口傾向ではあるが、淡麗にして芳醇かといって贅沢な香りは求めず、おそらく創業時の明治・大正の味なのかもしれない。もちろん、カップ入り180mlもございます!
※化粧箱なし
又、1本・2本発送の際には安全な輸送のため、「カテゴリー」→「その他・ギフト箱など」より「クロネコ 宅配用酒ボックス」もご購入されますことを、お勧めいたします。

醸造元:(株)中勇酒造店
原材料名:米、米麹
原料米:国産米100%
精米歩合:60%
アルコール度:15度以上16度未満
仕込み水:奥羽山系伏流水
内容量:1.8L
常温保存可
長期保存の場合は5℃程度で新聞紙などで包み
空気との接触面を少なくし冷暗保存してください。
お召し上がりの際は、冷・常温・ぬる燗・熱燗
お好みに合わせお召し上がりください。

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