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火伏の虎舞 本醸造1.8L N-27

2,096円(内税)

購入数
☆宮城県重要無形文化財指定「火伏の虎舞」を名に配す
明治35年4月30日午後9時ごろから出火した火は
折からの暴風にあおられ、旧中新田町の3分の2を
焼き尽くす大火となり、地元河北新報記事によれば
全焼453戸、半焼20戸、町の税収の約80倍が
灰と消え、空前の大惨事であった。
この記録を語る人はもういないが、
西に奥羽船形山系を望むこの地は
恩恵とともに「船形おろし」と呼ばれる強風が
麓の街田畑に、古来より冷害と火災を呼んだ。
今から約700年ほど前、時の奥州官僚で
後の地方名の由来にもなった大崎氏の始祖でもある
斯波家兼が虎の威をかりて鎮火を願い
稲荷神社に虎の舞を奉納したことが
火伏祭り「火伏の虎舞」の由来である。
後に、初午の日を祭典の日とし、「初午祭り」と称し
子供たちが虎の面をかぶり、家々を廻り
舞と共に祈祷札を渡し、無火災無病息災を願う。
現代では、4月29日昭和の日、街を上げての大祭で
来町者は数万人に達し、大いに酒の消費も旺盛となる。
蔵元の創業は明治39年。まさに35年の大火の四年後
であり、現所在地には大火により移り住んだと伝えられ
呉服商から酒造業に転身にた背景には被災が大いに
影響したものとも思われる。自然の恵みの中にあり
時に猛威に会おうとも、受容してゆく暮らしは
先の東日本大震災の後も尚、海に生きる人々を連想させる。
祭りの日ともなれば、蔵元の庭の池では虎舞見物が大いに
集まり、振る舞い酒が祭り人の喉をうるおす。
今や「火伏の虎舞本醸造」はそんな祭りの定番酒。
地元に愛され、祭りの伝統を次世代につなぐ一助と
なっていることでしょう。
甘口傾向ながら芳醇にして、常温良し
燗酒でもべた付かず軽快な飲み口。
祭り当日は当店店舗前より第二部消防団の出発式
終礼もあり、当商品を、お神酒振る舞い酒として一般の
方にも大いに飲んでいただき、無火災祈願としております
ので、どうぞお立ち寄りください。
※化粧箱なし
又、1本・2本発送の際には安全な輸送のため、「カテゴリー」→「その他・ギフト箱など」より「クロネコ 宅配用酒ボックス」もご購入されますことを、お勧めいたします。

醸造元:(株)中勇酒造店
原材料名:米、米麹、醸造アルコール
精米歩合:65%
アルコール度:15度以上16度未満
仕込み水:奥羽山系伏流水
内容量:1.8L
常温保存可
長期保存の場合は5℃程度で新聞紙などで包み
空気との接触面を少なくし冷暗保存してください。
お召し上がりの際は、お好みにより、冷・常温・燗酒などお試しください。

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